この日は朝から雪交じりの雨でした。
ラクーンズは男女含め3方向での試合となり、ラクーンズ全体で頑張っている日でした。
6年生は市内大会としてはこの会長杯が最後の大会です。
みんな強い気持ちを内に秘めて挑んでいるとは思うのですが、そういうものが表に出ない今年の6年生は、いつものようにゆるい感じで会場入りしました。
今回ラクーンズの声出し隊長がインフルエンザで欠席となり不安のあるなか、急遽別会場で試合予定だった5年生にも助けに来てもらいU12は10人で挑みました。
またU10は、やはり別会場での試合に4年生が行ってしまっているので2.3年生で挑みました。
低学年と一緒に活動することが少なかったので、とても良い機会となりました。
U10の試合では1試合目でたくさんの子がシュートを決め、2試合目も強豪チームと1ゴール差で大健闘！全員で頑張りました。
4年生がいない中、みんなでよく走り積極的にボールに絡みに行き、今後が楽しみだと思える試合内容でした。
そんな中でU12は…1試合目は全員で勝ち取りましたが、2試合目はあまり良い内容とは言えず、バタバタしてしまいましたがなんとか勝ち切りました。
最後の会長杯でこれで大丈夫なのかと不安にもなりました。
いよいよ最後の試合。
この会長杯は東京都屈指の強豪チームにチャレンジできる大会でもあります。
本来であればなかなか対戦することができない強豪チームなのですが、同じ市内のチームということで市内大会でチャレンジする機会をもらえるというラッキーな環境にあります。
1ピリでは5年生が頑張ってくれていましたがいまいち流れをつかみきれず、7点差で終了。
2ピリで追い上げ1点差に詰め寄りました！
ここで呼吸をし忘れていたので、呼吸を整え…
3ピリで一度逆転するも同点に追いつかれ…
4ピリは一進一退となり、ベンチからの応援も後押ししてくれていました。
最後まで守りきり見事1ゴール差で逃げ切り、勝利しました！！！
一度も勝てたことのない相手に奇跡の勝利。
子供たちも保護者も感動の涙でした。
心からバスケットをやっていてよかった。ラクーンズに入ってよかったと思えた日となりました。
今年はクールなキャラの多い学年でしたが、個性が光るプレーヤーの多い学年でもあり、そこに5年生の助けも加わり1年間頑張ってきました。
いつもは1人でも欠けるとバランスが崩れて雰囲気が乱れてしまいがちでしたが、最後の試合ではみんなで良い部分を伸ばしあい、足りない部分を補い合って、戦うことができました。
何よりも子供たちが本当に楽しそうにバスケットをしていたことが、良い結果につながったのではないでしょうか。
歴史を変えた瞬間に立ち会えたことに感謝します。
選手のみんなお疲れさまでした！
これから中学生になり、今とは異なった形でバスケットに関わっていくことになるかと思いますが、この経験が子供たちにとっての良い成功体験として残ることと思います。
応援にかけつけてくれた沢山の人達がいたこと、そのたくさんの人達に支えられていること、みんなへの感謝の気持ちを忘れず、次のステップへつなげていってもらいたいです。
最後に、大会運営に携わっていただいた関係者、対戦チームの皆様、ありがとうございました。
また、ここまでご指導いただいた監督、コーチの皆様、子供たちをサポートし続けた保護者の皆様ありがとうございました。
あと残り1カ月悔いのないよう思い切り楽しみましょう！
ラクーンズ保護者
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