大雪が降った日から一週間後、4,5年生だけで挑む初めての大舞台、多摩リーグ新人戦が開催されました。
緊張で寝れなかったという声の聞かれる中、会場となる青梅へ向けて早朝からの出発となりました。
到着した会場はとても広くてきれいな小学校。
感嘆の声をあげながら、お邪魔させていただきました。
到着してすぐの第一試合、アップも完了したら、いよいよ多摩リーグ新人戦の開幕です！
第一試合は先日練習試合をさせていただいたチーム。
その時は惜しくも敗れてしまっていたため、みんな気合を入れて挑みました。
1Qでは接戦で負けていましたが、2Qでは得点を一切許さず。3,4Qと突き放し、無事勝利を収めました。
初戦突破ということで勢いがつき、第二試合はその勢いにのったまま、またまた突破。
無事決勝へと駒を進めました。
しかし第三試合の相手の試合を観戦していると、あまりの強さに意気消沈。
しかも相手チームは先に開催された男子多摩リーグ新人戦で、ラクーンズ男子が接戦の末惜しくも敗退した強豪チーム。
なんとも言えない緊張感に包まれてきました。
そんな中コーチの「いつもどおり、楽しんで、ラクーンズらしく頑張りましょう！」の一言に、みんな一様に笑顔に！
そう、ラクーンズは「バスケを楽しむ」チーム。
勝っても負けても、バスケを楽しもう！と平静を取り戻しました。
迎えた決勝の第三試合。
1Qでは相手チームに一切得点を許さず。
2Qでもなんとか抑え、その差14点。
しかしここから相手チームの猛追が始まります。
相手チームは大声援をバックに次々とゴールを決めていきます。
ラクーンズも負けじと得点を重ねていきますが、その差をじりじりと詰められていきます。
お互いに走るスピードが上がっていき、バッシュの音が体育館に響きます。
息をつく暇もないほどの波状攻撃に、ラクーンズは攻めきることができません。
そんな中、残り15秒ほどのところでファウルを取られてしまいます。
相手チームはその隙を逃さず、確実にゴールを決め、なんとその差1点にまで追いつめてきました。
あと1ゴールを決められれば逆転されてしまいます…！
おちついて！ゆっくり！とコーチから声がかかります。
相手チームからの猛攻をなんとかかわし続け、さらにゴールを狙い続けていったところで、試合終了のブザー！
1点差を守り切り、辛くも勝利を収めました！
まさかまさかの優勝です！！
ベンチも保護者席も歓喜の涙に溢れていました。
本当に本当におめでとう、ラクーンズ！！
リーグ関係者の方々、会場校の皆様、対戦していただいたチームの方々、貴重な機会をいただきまして、誠にありがとうございました。
ラクーンズ保護者
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